自分を大切に思えない人に、どうすれば大切に思わせられるかか


昔、こんなコマーシャルがありましたね。

「命は大切だ」ではなく、「あなたが大切だ」と言ってあげて。

確か自殺防止CMかなんかだったと思いますが、キャッチコピー的には良く出来ていましたね。
「でも意味は?」と尋ねられると少し曖昧な気もします。そこでここでは論理的にこのコピーについて考えてみましょうか。

死にたがっているかどうかは置いておいて、自分のことを大切に思えないという人はいつの時代にも居ますね。
個人的には、特に女性に多いような気がしますが…。
ではそういう人たちに自分のことを大切に思わせるためには、どのようなロジックを使えば良いでしょうか?

ここで一つ例を考えましょう。
あなたの家に、あなたにとってはどうでも良く、ゴミでしかない古い腕時計あったとします。
ですがある時に、それがあなたの大事な人、例えば両親でも兄弟でも配偶者でも友達でも誰でも良いですが、その大事な人がその腕時計をとても大切にしていることを知ったとします。
あなたはその腕時計を今まで通り、どうでも良いゴミとして扱えますか?
そして簡単に捨てることが出来ますか?

まあ普通は出来ないことでしょう。何故ならその時計はあなたにとっては価値がなくとも、あなたの大事な人にとってはとても大切な価値あるものだからです。
つまりその時計は、あなたにとっても間接的に大切なものとなるでしょう。

もうわかりましたね?
自分の大事な人がとても大切にしているものは、自分にとっても大切なものとなるのです。よって、むやみやたらと捨てられません。
ではこの特性を循環参照の要領でアレンジしてみましょう。

もしも、あなたの大事な人がとても大切にしているものが、“あなた自身”だったらどうでしょうか?
それを、つまり“あなた自身”を雑に扱ったり、簡単に死を選んだりできますか?

確かに「命は大切だ」という言葉には、論理的な意味なんてものはないでしょう。
ですが誰であっても、あなたのことを大事に思ってくれている人というのは居るはずです。
それが親であっても子供であっても、配偶者であっても恋人であっても友人であっても良いです。

是非、あなたがその人のことを大事に思っていることを伝えてあげてください。
そうすれば上記の古い腕時計の様に、その人は自分自身を大切にせざるを得なくなります。

そしてそれが輪となってずっと広がって行けば、やがて全ての人が誰かから大事に思われていることに気づくことでしょう。

余談ですが、コンピューターのプログラムコードに循環参照を書くと、CPU使用率が100%のままフリーズしてしまう、典型的なバグとなります。
ですが人間同士ならばこれはうまく動くようです。


戻る        トップページ