女性が幸せになるためのTIPS その5
女性が幸せになるためのTIPS(恋愛、結婚編)
・職場恋愛、職場結婚がしたいのなら自分から行きましょう。
私が学生の時代には、高卒や短大卒の女性が一般職として大企業に就職して大卒で出世しそうな男性と結婚することが、ある種女性にとってのサクセスストーリーでした。その様な例も含めて職場結婚がとても多かったものです。
なのに昨今ではせっかく大企業に就職したのに「誰も誘ってくれない」と嘆いている女性が多く居るようですね。
ですが現代の男性側の事情も理解してあげて下さい。知っての通り、今はちょっとした事でもすぐにセクハラやパワハラになってしまいます。なので職場での面倒ごとを避けるために、同僚との付き合いは避ける男性が多いのですよ。
せっかく良い大学を出て仕事も頑張って出世街道に居るのに、女性関係でトラブるとあっという間に出世街道から脱落するなんてことはザラですからね。
しかもセクハラもパワハラも被害者側の主観が入るし中には嘘をつく人も居るので、優秀な男性らは出来る事なら職場の女性とは関わりたくないのですよ。
もちろんあなたは嘘をつく人ではないかもしれませんが、中には自分が出世する上で邪魔なライバル男性を蹴落とすために部下の若い女性に金を渡し、ターゲットに迫らせて後からセクハラだと訴えさせる悪い男性もいるのです。
これは嘘だと証明することが出来ないし、そんな騒動を起こした男性はたとえ後に嘘だと判ったとしても出世レースからは間違いなく脱落することでしょう。
だから今は職場で男性が女性と仕事以外の事で関わるのはおっかないのです。
なのでもし職場に付き合いたい相手が居るのなら、あなたの方から積極的にアプローチするようにしましょう。それも確実に、相手が「勘違いではない」と確信出来るレベルにハッキリ言うようにしましょう。
そうすれば意中の相手と付き合えるかもしれないし、結婚出来るかも知れません。
・いざという時に逃げる男性は避けましょう。
男性の本性は平時には現れません。いざという時、緊急時に現れます。
その時に逃げる男性がある割合で存在します。その様な男性と結婚したり深く付き合うと不幸の元なので、避ける事をお勧めします。
その様な男性は普段は優しくいい人であっても、例えばあなたが予期せず妊娠したり病気になったり危険な目に遭ったときなどにきっと逃げるでしょう。
逆にいざという時に逃げずに踏みとどまる人、あなたのために冷静に判断が出来る人は普段はあまり優しくなかったとしても、是非とも捕まえておきましょう。
因みに男性同士だと逃げるタイプの男性は比較的容易に見抜けるので、自分で判断がつかないときには信頼出来る男性(相手男性の同僚や男友達、あなたの父親など)に尋ねる事もお勧めです。
但しくれぐれも恋敵(あなたに好意がある男性)には尋ねないように(笑)。
・他の男性の悪口を言う男性とは距離を置きましょう。
これは重要な上に男にしか分からない事だから書いておきましょう。
学校であれ会社であれ趣味であれ、どんなコミュニティーにも女性に他の男性の悪口を言う男性が一人は居るものです。
悪口の内容を具体的に言うと「あいつは女ったらしだから気をつけろ」だとか、「あいつは手が早いから気をつけろ」「あいつはストーカーだから気をつけろ」的な事を言う男性です。
ですが本当にあなたを狙っているのは実はその悪口を言っている本人であり、他の、特に女性にモテそうな男性をあなたから遠ざけるためにそんな事ばかりを言うのですよ。
悪口の内容も大抵は嘘ですが、まさかあなたがその男性に向かって「あなたは女ったらしで私を狙ってるのですか?」と聞けないことを知っているので(笑)、この嘘がバレることはありません。
そして次のステップとしてあなたが他の男性からアプローチされた事を知ると「あいつには気をつけろ。何かあったら俺が相談に乗るよ」や「俺が守ってやるよ」的な事を言うことでしょう。
実はこの様な男性は正面から堂々と女性にアプローチする自信も度胸もないため、この様な姑息な戦法を使ってしか女性に近づくことが出来ないのです。男性から見るとそれが良く分かるのできっと「あちゃー、あの子可哀想に」と思われていることでしょう。
この手の男性は大抵、容姿も性格も悪い上に「傷つきたくない女子」みたいに女々しい性格であることが多いので、そっと距離をとることをお勧めします。
因みに彼らは更に次のステップとしてあなたと話すために「だいじょうぶ?しつこくされてない?」的な連絡を頻繁に取ってくる事が多いので、「お前が一番しつこいわ!」と突っ込んでやりましょう(笑)。
この手の男性は男社会では人望もなく見下されるため、出世もあまり期待出来ません。
どのコミュニティーにもよく居る地雷なのでくれぐれもご注意を。
・プロポーズをしてくれた相手には取り敢えず感謝の気持ちを持ちましょう。
男性が結婚を決意するということは、七十歳まで何があってもフルタイムで働いて、経済的にも物理的にも自分の体を張ってあなたを守り続ける決意をしたということを意味します。
男女を問わずその様な事をしてくれる「赤の他人」は、一生を通じても数人しか現れないことをまずは知りましょう。
ならば、もしその男性が好みでなく断るとしても感謝の気持ちは湧いてくるはずです。
そして若い時期にはこの事に気づきにくい上に、これらの男性の殆どは若い時期にしか現れません。
なのでくれぐれも後悔のない選択をして下さい。
・男性だって傷つくことを知りましょう。
男性だって無痛症ではないので、女性に酷いことをされたら傷つきます。ただそれを言葉にしないだけです。
そして必要以上に男性を傷つけることは、回り回って女性全体の首を絞めることを知りましょう。
これは本当に良く聞く例なのですが、学校や職場、趣味のコミュニティーなどで、ある男性が女性に告白して振られたとします。当然ながら男性だって振られたら凹みまくります。
ただでさえ凹んでいるのに、告白された女性が共通の知り合い、つまり学校なら同級生に、会社なら同僚などに、そのことを言いふらすケースが本当に多いのですよ。
「この間、あいつに告られた。ちょー迷惑なんだけど」的な感じです(笑)。
そして結果として男性は周りから白い目で見られるのですよ。
更にその女性に上記の「俺が守ってやるよ」的なことを言うバカマッチョが現れた日には目も当てられません(笑)。
いつも思うんですが、こういう行為をする女性って、もし自分が同じ事をされたらどう思うんでしょうかねえ?
勇気を出して男性に告白したのに断られた上に「すげえ迷惑だ」的なことを周りに言いふらされたら、きっと立ち直れないのではないですか?
そして皆から白い目で見られたら、そのコミュニティーに居ることが耐えられなくなってきっと辞めるのでは?
因みに男性はこういうことだけはやりません。こういうところが先述の、男性から見て女性が自己中心的に見える部分の一つです。
相手の感情を全く考えていないように見えるのです。
この場合は被害者は男性に見ますが、もう少し俯瞰して全体像を見てください。
今後、その男性を含め男性達は同じコミュニティーの人に告白的なことをすると同様の公開処刑を食らう可能性があるので、コミュニティー内の女性にアプローチするのを止めるだけです。
そして次に行き着く結論として、そもそもリアルの女性自体は危険なので、2次元や2.5次元の世界に行ってしまう草食系男子が増えるのも頷けませんか?
そして最終的には、上記の様に誰にも誘われない女性が増えるだけのことです。結果として恋人も結婚も出産も、そしてそれらから得られたかもしれない幸福も遠のきます。
もちろんこんな事をする女性は一部なのでしょうが、あなたがそうでないことを男性が見抜くことは不可能であることを覚えておいてください。だから辞めたくない職場などではリスクは回避するのですよ。
因みにもし一部の男性が他の多くの男性に迷惑をかけることがあったら、その男性は徹底的に他の男性たちから叩かれます。
ですが女性の世界では、男女間のトラブルでは「女性同士では絶対に批判しない」という全国共通の協定があるようで(笑)、この様なケースでは確実に告白した男性が悪役になり、言いふらした女性はむしろ女性たちからは同調して貰えますよね?
だからこの様な女性が居なくならないのでしょう。
(因みにこの様な女性は本当に迷惑がっているのではなく、実はモテ自慢をしているケースが多いように見えます)
蛇足ですが、もし女性が社会で男性と完全に対等に扱って欲しければ、この「女性同士で批判してはいけない慣習」は直さなければならない筆頭の箇所ですよ。でもきっと無理だと思われます。
さて、話を戻しますが、男性だって傷つくことを知っておきましょう。
男性を必要以上に傷つけないことが回り回って自分や女性全体のためになります。
もし相手が傷つくかどうかの判断がつかない時には、自分が同じ事をやられたらどう感じるのかを想像するのが最も簡単な方法です。
そしてそれが苦手が女性が実際に多いのですよ。
・男性と別れるときにはハッキリと言葉にして言いましょう。
自分の言動から相手が都合の良いように「察してくれる」と考える事は大きな間違いです。中にはその様な男性もいますが、言葉で言わないと分からない男性も多く居ます。ここは女性同士の付き合いとは異なる部分です。
ちゃんと言葉にすることがストーカーを生まないコツです。今はラインやメールがあるので別れを告げるのはとても楽なはずです。
もちろん「自分は悪くない」と言い張りストーカー被害に遭い続ける選択をするのもあなたの自由です。
・結婚のチキンレースでは男性に勝てないことを知りましょう。
「○○だったら結婚する」、或いは「○○なら結婚しない」的な要望はお互いにあると思いますが、女性が譲歩した方が良い結果になるでしょう。なぜならこのチキンレース(ガマン比べ)に女性は勝てないからです。
だって男性は最終的に結婚しなくても良いのですから。
よって、良い結果を求めるのなら意地を張るのもほどほどにしましょう。
・相手があなたを本命と考えているか、結婚を本気で考えているかを簡単に知る方法は、相手が自分の親をあなたに会わせるかどうかである事を覚えておきましょう。
この法則はかなり当たります。
・父親とずっと仲の良い男性に注意しましょう。
だいたいが「クルクルパー」です。
また結婚したときに夫の母親の替わりはあなたにも出来ますが(実際に多いです)、父親の替わりは出来ません。
よってファザコン男性は結婚にも向かないでしょう。
・学校を卒業して社会人になりたての男性はどこに行っても無価値のぺーぺー扱いを受けますが、女性は異なることを知りましょう。
女性は20歳前後ならば、婚活市場に行けば無双できるほどの強者である事を知りましょう。
・離婚は子どもに対する最大レベルの虐待であることを知りましょう。
私は嫌と言うほどそういった人を見聞きしています。しかも多くの大人がこの事を知っているのに言えない(言ってはいけない)社会になっています。
・母親の替わりは居ないことを知りましょう。
仕事であなたの替わりになる人はたくさん居ます。そう思えない人、思いたくない人が(男女を問わず)多いですが、実際にはたくさん居るのです。
ですが母親の替わりは文字通りに居ないことを知りましょう。
・離婚は対等ではないことを知りましょう。
離婚の精神的なダメージは夫婦で同等だとしても、その後の経済的なダメージは女性の方がずっと大きくなります。
また再婚への障壁の大きさも男女では大きく異なります。一時的な感情に踊らされず、出来るだけ離婚は避ける方がベターです。
もしあなたが、仕事でどんなに嫌なことがあろうが環境が変わろうが臨機応変に対応でき、健康を害すこともなく、七十歳までフルタイムで一定額以上を稼ぎ続ける自身と体力と覚悟があるならば別ですが、普通はとても困難です。
女性の体はその様には設計されていません。
・男性は何が我慢ならないのかを知りましょう。(既婚者向け)
結婚した男性は妻や子どものために時に身を削り、体を張って働くこと自体には不満はありません。たとえそれで自分の時間や選択肢が減ったり、健康を害するなどの犠牲が伴ったとしてもです。
ですが男性がどうにも我慢ならない事は、
「妻がそれが当たり前だと思っていること」
です。もちろん当たり前だと思っていない妻の方が多いかもしれませんが、その思いはあなたの言動からしか感じることは出来ません。
なので普段から言葉や行動で感謝の気持ちを表わしましょう。
たったそれだけで男性は満足してあなたや家族のために尽くしてくれるし、離婚も避けられるでしょう。結果的に子どもを含めて全員が得をします。
昔の女性はそのことを良く知っていて、上手に掌(てのひら)の上で夫を転がしていたものです。
例えば昔は三つ指をついて夫を迎える妻が居たそうですが、たったそれだけで夫が上機嫌で働いて自分の要望を何でも叶えてくれるのだから、きっと彼女たちにしてみたら「男なんてチョロい」と思っていたでしょう(笑)。
・男性にも迷いがあることを知りましょう(既婚者向け)。
これについては、一つだけ面白いと思った話をしておきましょう。
あるテレビのキー局の元女子アナウンサーで、後にフリーのアナウンサーになった女性がテレビで言っていたお話です。
この女性は局アナ時代に結婚したそうで、フリーになるときも、なってからも仕事についてとても悩んだそうです。
フリーのアナウンサーは個人事業主なので不安定ですからね。
彼女は局アナという身分の時にも色んな葛藤があって結局フリーになるという選択をしたそうですが、その後も色々あって「やっぱりアナウンサーには向いていないのではないか」と考えてみたり、アナウンサーを辞めて主婦になることや、転職すること、休職することなども含めて「一番自分に向いている生き方は何なのか」についてずっと迷い続けてきたそうです。
そしてその度に夫に相談したそうですが、夫はいつも彼女の好きなようにさせてくれたそうです。
そしてこのまま仕事を続けるか迷いを抱えながらフリーのアナウンサーをしていたある時に、夫が「仕事を辞めようと思う」と言ったそうです。
するとこの女性はその全く予期していなかった夫の言葉にひっくり返るほど驚いたそうで、こう思ったそうです。
「あなたが仕事を辞めることは、私の予定にない!!」
(笑)夫だって一人の人間で人格があるのに「私の予定にない!!」ですよ?
確かに夫が仕事を辞めたら自分の選択肢は今までよりずっと狭くなって自分の都合だけで仕事やライフスタイルを決められなくなるでしょう。ですが夫は今までずっとその役目を担ってきたのですよ。
逆に夫が妻に「お前が局アナを辞めることは俺の予定にない!」と言ったらどう思いますか?(笑)
もしかしてこの女性は夫の事を、これまでもこれからも毎月安定したお金を稼いでくる感情を持たないロボットか何かだと思っていたのでしょうか?
夫だって感情がある人間なのだから、自分が仕事についてさんざん迷ってきたように夫だって迷うことはあるのですよ。
因みにこの時に彼女は自分が今までいかに自己中心的な考え方をしていたのかに気づいて、目が覚めたそうです。
そして今までずっと夫が自分にそうしてくれたように、今度は自分が優しく夫の意思を尊重してあげたそうです。
つまり、この時に夫婦は対等な関係になれたのですね。
この女性はバカ正直に思った通りの「私の予定にない!!」という表現を使いましたが、実際に多くの妻は夫が仕事を辞めること何て想定していないのではないでしょうか?
妻のライフスタイルに選択肢が存在するのは、夫の安定した収入があってこそです。そして常に妻に選択肢を与え続けようと思ったら、実質的に夫に選択肢は無くなります。
この話を聞いて「だからなんなの?」については何も言わないことにしましょう。あなたが感じることを感じてください。
「自分が変わる」ということは「解釈が変わる」と置き換えることが出来るでしょう。
曇ったメガネを外し、真理が見えるようになるかどうかはあなた次第です。
続く……。
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