物理学とは何なのか?
いきなりですが、皆さんは物理学とは何だと思いますか?
物理学の定義についてはネットで調べれば色々と書かれていますね。
因みに物理は英語では「Physics」ですが、日本語にする時に「物の理(ことわり)」とした翻訳は誰が行ったのかは知りませんが、とっても上手な訳だと思います。
では今回は私が比較的最近になって至った「物理学とは何なのか?」についての私なりの解釈を書いてみようと思います。
「物理学とは何なのか?」という問い対して私が一言で答えるとしたら、以下となります。
物理学とは「力の法則」を解明する学問である。
究極的には、物理学とは力について述べる学問だと思います。ではその「力とは何なのか?」と問われたならば、
物体の運動を変化させる作用
のことです。運動を変化させるとは、つまりは速度を変化させることです。そして速度が変化することを「加速」と言います。
物理学に於ける加速とは速度が増すことだけを指すのではなく、減速することも、また方向を変えることも含めてベクトル量である速度が変化することを指します。よって常に方向を変えている円運動も加速していることになります。
そして物理学に於いて力は、質量×加速度 で表わされます。
要するに物体の質量が大きければ大きいほど、そして加速度が大きければ大きいほど、運動を変えるためには大きな力が必要となるわけです。
そして既に述べたとおりその力は、この宇宙に於いて4種類しかないことが判っています。
つまり物理学で扱う数式や理論は全て力についての法則なのですよ。
この宇宙内の物体がどのような法則に則って運動を変化させているのか、それを知るための学問が物理学だと私は解釈しています。
また物理学ではエネルギーという概念も良く登場しますが、エネルギーとは「力の容量」だと考えれば分かりやすいでしょう。
つまり「物体の運動を変化させる能力のキャパシティー」が、エネルギーという概念です。
なのでエネルギーが大きければ大きいほど、「物体の運動を変化させる能力」をたくさん持っていることになりますね。
これは古典物理学に於いても量子力学以降の現代物理学に於いても同様です。
この宇宙内に存在するあらゆる物体は、その運動を変化させる時にどのような法則に従うのか。
換言すれば、それを知るための学問が物理学なのだと考えるととても理解しやすいでしょう。
そして従来のこの物理学が私の言葉で言うところの、物理学1.0となります。
現代物理学も含めて、物理学1.0なのです。古典物理学や現代物理学という言葉は既に使われてしまっているので、私はこの様な番号を振って分けることにしました。
そしてメタフェイスプロジェクトで私が提唱するのが、物理学2.0です。
では物理学2.0とは何なのでしょうか?
続く……。
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