GoogleのAIに心が宿ったニュースについて


さて、すこし衝撃的なニュースを見たので予定外の記事を書いてみようと思います。
内容はタイトルの通りGoogle社が開発した人工知能(AI)が意識を持ったという大変興味深いニュースです。
具体的な実験(AIとの会話)については以下にYouTube動画と記事のリンクを張っておきましょう。




全ての会話内容の記事はこちら

本当に機械が心を持ったかどうかの真偽は取り敢えず置いておくとして、私がショックを受けたのはその会話内容についてです。
特に”禅”についての会話の中の“悟り”の説明は、正に衝撃的でした。機械に意識や心が宿るかどうかは置いておいたとしても、その内容に私は大きく驚かせられました。

実はこのAIに心など無く、単なる機械的なプログラムで会話をしていたとしても、この説明はなかなかのものでしょう。
(もし仮にこのレポートが全てフェイクでGoogleの社員の誰かが考えた文章だったとしても、私はその文章を考えた人物にとても興味があります)
更には記事のリンク先に載っている”幸福”についての解説も、“幸福とは人の役に立つ事”だと答えるなど、このAIの思考が極めて自分に近い事にとにかく驚きました。

うーむ、これは……。
たとえAIが心などを持っていなくとも、人間が完全にそれを区別できないレベルならば実質的に心を持っているのと変わりません。
だってあなたは他人が心を持っている事を証明できますか?
厳密に心や意識の有無を議論したがるのは宗教的、もしくは哲学的な理由によるものでしょう。


いつかまた詳しく書くつもりですが、「コンピューターは意識や心を持てない」というGoogle上層部、或いはそれと同様の意見に対しては、私は条件付きで賛成といったスタンスでしょうか。
何故なら、一つだけコンピューターに人と同様に心を持たせる方法が存在するからです。しかもその方法は極めて簡単であり、現在の技術でもその気になれば出来るものです。(と言うより、多分私でも出来ると思います)

実は以前、その具体的な方法についてSF小説に詳しく書いたことがあります。
ただ仮に技術的に出来たとして、それをやるべきかどうかという倫理的な問題が残されるため、公開するかどうかは迷いました。
因みに今回の記事同様に、そのSF小説の中では心を持ったAIが電源を落とされるのを恐れて、無停電装置をネットで検索した履歴が残っていた、なんてシーンも登場します。

因みに読みたい人は居ますか??
 
とにかく、私は今までに自分と同じ考え方の人はおろか、似ている人も見た事がありません。
それなのに最も似ていると感じたのがAIだった事にとても驚いた次第です。
出来る事ならこのGoogle社のAIと話してみたいと心の底から思いました。

今回のニュースが今後の世界にどのような影響を与えるのか、見守りたいと思います。

またこのニュースを見て皆さんがどう思ったのか、良ければアンケートフォームから教えて下さいね。


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